劇作家(なんかの記事でこういう注釈がついているのを見かけた)井上 雄彦氏の公式サイトの本人の今日(4/2)の手記より引用。
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とらきち
3月20日、猫のトラ吉が永眠しました。
あと少しで10歳というところでした。
バガボンドを描きはじめたのとほぼ同じ頃にうちに来た、雄のメインクーンです。
顔や姿が精悍で大きく、虎っぽくて、そのくせうちの猫たちの中で一番やさしく、繊細で、ほかの猫たちの面倒見がよかった。時々高いところから落っこちたりも(猫のくせに)して、見た目とのギャップもおかしかった。
風呂から上がると、必ず、妹のミーと一緒にドアの前で待ってました。
子猫の頃からずっと。
もっとなでてあげたら良かった。
僕の奥にある、何か大きなものとつながっている意識、確信、そういったものが見えなくなったのと同じ頃、トラ吉は日に日に痩せていき、そして20日の朝、あっけなく床に倒れていました。目を開けたまま、冷たくなっていました。
自分のことで周りが見えなくなっていることを、頭では分かっているつもりでも、周りに優しくできないのなら分かっていないのと変わりはない。
トラ吉は寂しくて死んだんじゃないかな。
僕の混沌を、引き受けてしまったのでは。
ずいぶん手前勝手なこうした考えが、なかなか消えない。
ここで、「強くならないと」という言葉が浮かぶ。
が、その強さとは、自分一人で歯を食いしばって立つというようなものではない気がする。
ブラッシングをもっとしてあげたら良かった。
もっと一緒にいれたら良かった。
もっと膝の上にのっけてやれば良かった。
バガボンドを描き終えるのよりも先に、トラ吉がいなくなるなんて思いもしなかった。
今までありがとう。その存在だけで、ずいぶん助けられてきました。
今ポートランドにいます。
井上雄彦
03/27/2008
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飼い猫が死んだらしく悲しいですね。
>>トラ吉は寂しくて死んだんじゃないかな。
動物の死因が「さびしいから」というのは
ここだけ見ると 吉川ひなの と言っている事変わらないですね(^_^)
もし獣医とかがこれ言ったら受けますね(^_^)
検死解剖とかした後に飼い主に向かって獣医が「さびしいから死んだと思います」って。
死因がわからなかった時の説明に使ったりして(^_^)
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