漫画家・井上 雄彦氏の公式ページの井上ニュースより引用
漫画バガボンドにて主役の武蔵に子供が斬られるシーンを描くか否かについて井上 雄彦氏が語る。
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吉川英治先生の小説「宮本武蔵」では、一乗寺下がり松の決闘の描写で吉岡の名目人を吉岡血縁の幼い子供に設定、武蔵は闘いである以上「名目人を斬る」ことを第一に考え、真っ先に子供を斬ります。
〜〜〜中略〜〜〜
今現実に我々が生きているこの社会において、子供の命が奪われる、危機にさらされるというニュースは、残念ながら枚挙にいとまがないくらいです。
〜〜〜中略〜〜〜
今のこの世の中で主人公が大人ではなく子供を斬る、そのシーンを僕が描くことに意味があるのか。すでにこれだけの子供が現実にひどい目に遭っている中で。だからこそあえて描く?
それとも描かないことに意味があるのか。
問題提起と言うならば、現実の出来事でもう充分に提起されている。少なくとも僕の感覚では今と言う時代はもうその段階ではない。
描かないという選択の方に、僕にとっての意味があるとの思いに達しました。
〜〜井上 雄彦の公式ページより引用〜〜
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私はこれを読んで井上 雄彦先生は、漫画作りに対してとても深く考えていらっしゃるのだと感銘を受けました。
これ読んだ私の素朴な疑問として
「子供を殺すのはいけないけど大人はいいのかな?」とか思いました。
(作中で主役の武蔵は大人はたくさん殺してきている)
それと、もし子供なのに大人みたいに見える子供だったら殺されてしまうんだろうか?とか考えました。
例えば、昔、ジャイアント馬場は小学生時代に背丈が180あったらしく
映画館に子供料金で入ろうとした時に
信じてもらえず入れてもらえなかったそうですが、
歴史に「もし」は許されませんが
もし武蔵の前にいた子供が小学生時代の馬場だったら大人に間違われて斬られていたのだうか?と考えました。

(なんで馬場が出てくるんだよ?!)

(どんな時代公証してんだよ?!)

(許されない、と思ってるなら言うんじゃないよ!!)

または武蔵の目の前にいるのが白木みのる(年齢は中年なんだけど小学生並に背が小さい)だったら武蔵は「子供か大人か、わからなくて斬るのを迷ったのだろうか?」とか考えていたら悲しくなって涙が出てきました。

(なんで白木みのるが出てくるんだよ?!)

(それになんで泣いてんだよ?!)

もし武蔵の目の前に「少女から大人へ」というタイトルの水着グラビア写真撮影をしているアイドルを目の前にした時に武蔵は彼女を「子供か大人か、どちらと判断するのだろうか?」と考えました。

(知らないよ、そんなの!!)
もし武蔵の目の前にタバコを吸っている加護ちゃんがいたならば
「一件、子供っぽく見えるけどタバコ吸っているから大人なんだろう」
と武蔵が判断して斬ってしまい加護ちゃんが死んでしまったら、どうしよう?と考えたら怖くなってきました。

(あの時代にタバコなんてあったのかよ?!)

(なんで怖くなってんだよ。おまえが怖いよ!!)

それに加護ちゃんはタバコで芸能事務所を解雇されたわけで芸能人生命は絶たれてしまっているので
例え武蔵に殺されなかったとしても、ある意味、もう死んでいるのですね。

(かってに殺してんじゃないよ!)
しかし、そもそも所詮、作り話で子供を斬るか否かに、なんでそんなに悩むんだろうか?
実際に死ぬわけじゃないんだから殺すか殺さないか、どちらでもいいんじゃないか?と思いました。

(身もふたも無い事言ってんじゃないよ!!)

(おまえ感銘を受けたとか言ってんの嘘だろ?!)
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